膀胱炎の泌尿器科への通院
膀胱炎の初期症状
膀胱炎になってしまうと、どのような症状になるのかわからない人も多いです。
そもそも普通に日常生活を送っている人は、膀胱炎になるということもないでしょう。
膀胱炎というのは、主に排尿などを我慢した時、尿が長時間膀胱に貯まることによって発症する病気と考えられています。
尿には不要な成分が多く含まれており、簡単に言えば身体に必要ないものです。
それを身体の中に留めておくというのは何となく危険というのもわかるはずです。
この膀胱炎になってしまうと、まず膀胱周辺に違和感を抱くようになります。
ちょっとした下腹部の痛みはもちろん、排泄口の痛みを伴うこともあります。
膀胱が炎症を起こしている状況なので、行動を起こすことが起爆剤となって痛みを起こすのです。
それはあくまでも初期症状ですが、症状が悪化すると痛みが大きくなることもあります。
その他、残尿感を抱くようになり、頻繁にトイレに行くことも多くなります。
いわゆる頻尿というものになってしまうことも多く、日常生活に影響が出ることも。
初期症状をしっかり頭に入れておき、早めに治療をしましょう。
膀胱炎の通院
膀胱炎になってしまったら、通院をすることが必要となります。
多くの人は泌尿器科に行くのですが、女性となると婦人科に相談する人もいます。
男性だと泌尿器科の男性医師に相談することができますが、女性だと抵抗があるという人も少なくありません。
そのため、膀胱に異変を感じた時には婦人科の女性医師に診てもらうという人も多いです。
基本的には初回の診察で膀胱炎かどうか判断してくれます。
何度も通院するというよりは、初診で診察が終わって治療に入るのが普通です。
膀胱炎は炎症を引き起こしている状態ですが、通常であれば数日もあれば治ります。
ただ、無理に我慢して症状が悪化している時には1週間以上かかることもあるでしょう。
おおよそ通院の回数は診察と経過観察を含めて2回~3回となります。
相当な重症ではない限り入院となることもないので、安心して通院してください。
膀胱炎の再発防止
膀胱炎は生活習慣などが関係していることも多いため、再発することもあります。
原因となるのは尿を膀胱に貯めておくことなので、普段から我慢する人は一度治療したとしても再び膀胱炎になってしまうこともあります。
また、それが癖になってしまうと、その他の病気を引き起こすこともあるのです。
再発防止のためには、尿意を感じた時にはすぐに排泄することが重要です。
それを意識するだけでも再発防止になります。