膀胱炎がうつる原因と再発防止
膀胱炎って人にうつるの?
膀胱炎はおしっこを我慢することなどによって、膀胱内の細菌の滞在時間が多くなり、結果的に細菌感染を引き起こすことによって炎症に繋がるというのが普通です。
そのため、人からうつることはなく、人にうつすこともないと思っている人がいます。
しかし、実際には膀胱炎は他の原因もあり、性行為などから感染してしまうこともあります。
なぜそのようなことが起こるのかと言えば、細菌感染の経路は多岐に渡るためです。
性行為では性器と性器を交わらせることになるため、当然のように細菌も行き来します。
パートナーの細菌と自分の細菌が混ざり合い、尿道から侵入すれば、膀胱で細菌感染を引き起こすことも十分に考えられるということです。
膀胱炎をうつらないようにするためには?
膀胱炎が人にうつるというのはもちろん、人からうつるということもあるということはすでに知ったと思いますが、ではうつらないようにするためにはどうすれば良いのか。
まず、最初に言えることはおしっこなど排尿を我慢しないということです。
細菌は膀胱の中に貯まっているおしっこの中で繁殖し、それが細菌感染に繋がるということも少なくなく、実際にそれが尿道を通って相手に感染することもあります。
パートナーの性器と接触すれば、当然のように細菌も交換されてしまうのです。
根本としては膀胱炎の治療が必要ですが、膀胱炎になっている時には性行為をしないように注意することも必要となってくるのではないでしょうか。
その他、細菌が繁殖しにくい環境を作るため、常に清潔に保つことも重要です。
性器を清潔に保つだけでも細菌の繁殖を抑えられ、相手にうつることも避けられます。
もちろん、相手がそうすることで自分にうつることも避けられるでしょう。
膀胱炎は放置すると悪化する?
膀胱炎は自然治癒することもありますが、放置すると悪化することもあります。
悪化するとより膀胱に痛みを感じるようになる他、尿に異変が出ることもあります。
例えば、人によっては血尿が出てしまい、恐怖を感じることもあるくらいです。
人にうつる前にしっかりと治療し、膀胱炎にならないようにすることがまずは重要。
そこだけでも気をつけておくようにしましょう。
ちなみに膀胱炎の疑いがあるのなら、泌尿器科などに相談するようにしてください。
その他だと産婦人科や性病科、内科でも診察してもらうことができます。
そこをチェックしておくだけでも結果は大きく違ってくると思います。